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痴漢を探して見るだけだからと思ったら…(葵 ♀女子高生 17歳)


普通なら痴漢の犯人に自分からもう一度逢いに行くなんて怖くて絶対しないだろう。
メモ書きなんて知らないふりしてればそれで済む話。
でもあの人の事が気になって仕方がない私がいたのも事実な訳で…。
散々悩んだ挙句、実際逢ってみて何故気になるのか確かめようって事になったのだった。
意気込んでやってきたものの、あの人をどうやって探せば良いかなんて全く見当も
つかなかった。
(…やっぱり理学部の学生って事かな…大体あのメモ書きだけでどうしろってこと?…
まぁ何れにしても理学部の方へ行ってみるしかないよね…)
キャンパスを見回してみると、まだ講義中なのだろう、学生さん達の数は少なくて
閑散とした雰囲気だった。
それにしても制服姿の高校生の自分は周りからかなり浮いている様な気がする。
すれ違う学生さん達が振り返り私を見ている様に思えて何だか恥ずかしくなってしまった。
(…何か私目立ちゃってる…こんな事なら私服くらい用意しとけばよかった…)
昨日思い立った時点でそこまでは思い付きもしなかった事に後悔し、そもそも大学って
部外者が入っていいものなのか不安になってきた。
「ねぇ、何してるの?」
私がキャンパスの掲示板の辺りでオロオロしていると背後から急に声を掛けられた。
「…っっ!?…ごっ…ごめんなさいっ!!」
てっきり勝手に構内に入った事を怒られると思い、深々頭を下げて必死に謝った。
「えっ、何?急に謝られても困るんだけど…」
恐る恐る顔を上げてみると私の前にはこちらの様子を伺いながら男子学生が困った顔を
向けていた。
「…あっ…えと…勝手に入ってきたの怒られると思って…」
「くくっ…可笑しな娘だなぁ~別に怒られる様な事じゃないって!…
ちょっと気になったから声掛けただけだよ」
「…はぁ~何だ…よかったぁ~」
私は安堵の溜め息を洩らし胸を撫で下ろした。
「…そんで何してんの?」
「あぁ…えっと…理学部の校舎を探してて…」

「理学部?…それならあっちだよ…何なら俺が案内してあげるけど?」
学生さんは私が入ってきた校門の方を指差し親切に案内してくれようとした。
「えっ!いいんですか?ありが…あっ!やっぱりいいです…」
「…あっ、いやっ!別に下心がある訳じゃ…う~ん全く無いかといえば嘘になるけど…」
男の正直な反応に思わず笑ってしまいそうになったけど、私が気になったのは
そんな事ではない。
何故理学部に用があるのか尋ねられても上手い言い訳が出来そうになかったからだ。
一緒に理学部まで行けば、当然その質問をされるだろうし、この人のみたいに正直に
電車で痴漢した人に逢いにきたなんて言える訳がない。
それに自分がやってきた方なら一人で探しても何とかなるだろうと思った。
「違います!…別にそんな事が気になった訳じゃないです…
そっちの方から入って来たから大丈夫です…ありがとうございました!」
「あぁ、そうなんだ…」
私は男にお礼を言いながらペコリとお辞儀をして、彼の前から走り去った。
男が言ってた通り理学部に校舎は私が入ってきた校門のすぐ近くにあった。
(何だ…こんな所にあったんだ…何で気付かなかったんだろ?)
今まで構内をウロウロしていたのは何だったのだろう…徒労の溜め息を洩らしつつ
理学部校舎の前で立ち尽くしていた。
(さて…これからどうしようかな?)
まだ講義中だろうか?
私が無駄足を踏んでる間に随分時間が経ったと思ったけど、理学部の校舎の周りには
出歩いている人は誰もいなかった。
あの人の顔と声は何となく覚えているつもりだけど、名前は判らないし人探しって
難しいなぁって改めて痛感した。
(…ふう…ここで持ってて出てくる人を確認していくしかなさそうだね…)
腹を括って理学部の正面入口と睨めっこを始めたところだった。
「えっ…うそ…」
「まさか本当に君の方から出向いてくれるとは…」
私が人の出入りを観察するために理学部の正面入口の前に立って間もなく、一人目に
出てきたのが正にあの時の痴漢の彼だった。

こんな偶然ってあるだろうか…
私は呆然として声を失い、その場に立ちすくんでしまった。
私を見つめる彼も少し驚いている様に見えたけど、表情は涼しげであの時と同じ銀色
フレームの眼鏡をクイと持ち上げた。
電車の中では背後からだったのでよく確認してなかったけど間違えようがなかった。
だって私の正面にいるその人は、学校の人気のある男子なんかとは比べるのが
申し訳なく思っちゃう位端正な顔立ちをしていたから。
鼻筋が通っていて眼鏡の奥の切れ長の瞳は鋭い光を宿し私を捕らえていた。
身長は180センチ以上はありそうで、153センチの小柄な私では彼の肩にも届きそうにない。
ストライプのシャツの上から羽織った白衣がしっくり馴染んでいて、私は不覚にも
見惚れてしまっていた。
「どうした?…ぼんやりして…
ここまで来たからにはそれなりに用件があるんじゃないのか?」
「…えっ…ぁ…その…」
急に話し掛けてられて、我を忘れて惚けていた私は何も答える事が出来なかった。
「…まぁいいさ…立ち話もなんだ…着いてきなさい…」
「えっ?…あぅ…」
彼は私の手をとると理学部のドアを開け、中へと歩き出し、私は転んでしまわないよう
慌てて着いていった。
「…ねぇ…手離してよ!…ちゃんと着いてくからぁ…ねぇってば!」
「あぁ、そうかい…」
この人は何を考えてるんだろう…
館内を女子高生と手を繋いでいるのを知り合いに見られたりして恥ずかしくは
ないのだろうか?
もし私がこの人の立場なら間違いなく顔から火が出る位恥ずかしい。…
って言うか逆の立場じゃなくても十分恥ずかしいけど。
私が頼むと意外とすんなり手を離してくれて、幸い誰の目にも止まらずに済んだ。
「さぁ…中へどうぞ…」
彼は扉に『助教授準備室』と書かれた部屋の前で立ち止まり、ドアを開くと私に室内へ
入るよう促し、私は部屋に入る前に恐る恐る中を覗き込んでみた。
室内は書斎の様な感じで、一番奥に事務机が置かれ周りの本棚には難しそうな
タイトルの書籍がぎっしり収まっていた。
入口付近には来客用のソファーとテーブルがあり、思ったよりも広い部屋だった。
(…ここが自分の部屋ってことは…大学の助教授!…結構偉い人なんだ…
あんな事するくせに…)
「…どうした?…入らないのかい?」
「…えっ?…だって…誰もいないじゃん…」
私が室内へ入るのを躊躇ったのは中には誰もいなかったから。
この人のテリトリーで二人きりになれば絶対エッチな事されちゃうのは明白だ。
「言ってる意味がよく判らないが…」
彼は躊躇う私に気付かないふりをして、後ろから入口の前で立ち止まった私の両肩を
軽く押しながら室内へ入った。

……カチャリ……
「…あっ…」
彼は内側からドアの鍵を掛けると、そのまま私を部屋の中央に立たせて、自分はドアに
近い方のソファーに静かに腰掛けた。
これで私はこの密室から逃げ場を失ってしまった訳だ。
些細な好奇心で自分から押し掛けといて、すっかり相手のペースにはまってしまっている
自分に何だか腹立ってきた。
「…君も腰掛けたらどうだい?」
「…このままで結構です…」
私はぶっきらぼうに答えると、彼はふふっと笑い私の顔をまじまじ覗き込んだ。
まともに彼と目が合いびっくりして、私は赤くなってプイッと視線を逸らしたが
彼は大して気にする様子もなく口元を緩めた。
「何に機嫌を損ねているのか知らないが、君の場合怒っている顔も可愛いから逆効果だ…」
急に何を言いだすんだ…
私はさらに顔を赤くして俯く事しか出来ずにいた。
「…そんなにプリプリすることはない…コーヒーでも飲んで落ち着いたらどうだ?…
まぁインスタントしか用意出来ないが…」
彼に言われて初めて私は喉がカラカラだったのに気が付いた。
「…じゃあ頂きます…」
私が渋々彼の向かいのソファーに腰掛けると、男は手慣れた様子でコーヒーを
二つ用意した。
「砂糖とミルクは使うかい?」
「…いらないっ…」
男がブラックのコーヒーを啜りながら尋ねてきたので私は何だか子供扱いされてる様な
気がした。
本当はカフェオレ位甘いのが好みでブラックなんて飲んだ事なかったけど…。
「…苦っ…」
初めて口にしたブラックのコーヒーはとても苦かったけど、暖かい液体が
喉に染み渡ると気分が少し落ち着いた気がした。
「…ちょっとは落ち着いたかい?…あぁ~煙草失礼しても構わないか?」
「…うん、ご自由にどうぞ…」
お父さんが喫煙家の私にとって煙草の煙は大して気になるものではなかった。
彼は煙草に火を点け一吸いするとふうっと煙を吐き出し、無言のまま紫煙を立ち上らせていた。

(…なんで何もしゃべらないのかな?…もしかして怒らせちゃった?…
何しゃべっていいか判んないよ~!…何とか言ってよぉ…)
気まずい空気を感じつつ彼の様子を伺いながら苦いコーヒーを啜っていると、
彼は短くなった煙草をギュウっと灰皿に押しつけた。
「…さて…何から話そうか…まずは自己紹介か?」
「…えっ?」
顔を上げ男を見ると、彼も私の方を見てニヤリと笑った。
「…神谷龍平、28歳、独身、交際中の女性もいない。身長183センチ、体重は
…最近測ってないな…大体70キロ位か…血液型はA型、…十二月生まれの射手座で、
ついでに言えば干支は君と同じ辰年だ…仕事は御覧の通りここの大学で理学部物理学科の
助教授をやらせてもらっている。…他には…」
「…えっ?…ちょっ…何?ちょっと待って!」
神谷龍平と名乗った彼は次々に自分の事を語り始め、私は混乱して一度頭の中を
整理させたくて彼を遮った。
「…え~と、何で…自己紹介?」
「何故って…君は俺の事が知りたくてここまで来たんだろう?他に聞きたい事は?」
「…まぁ…確かにそうなんだけどさ…」
私は釈然としない感じもしたけど、この人は何でも答えてくれるらしい…。
この際疑問のすべてに答えて頂くことにした。
「え~、じゃあ…何であんな事したの?」
「…あんな事とは?」
判ってて言ってるのか、天然なのか…
彼は別に表情をかえることもなく言ってみせた。
「…っ!…判るでしょ!…電車の中で…痴漢したじゃない…」
「あぁ…昨日はたまたま出勤に電車を利用したんだ…そこでたまたま君を見かけた…」
「答えになってないよ!…他にも女子高生いっぱいいたでしょ?」
「言っておくが俺はロリコンの気はないぞ…それに女なら誰でもいいって言うほどの
許容範囲も持ち合わせていない」
何だか話が噛み合ってない気がしたけど構わず質問を続けることにした。
「…何で私だったの?」

「自分では気付かないのかい?君が魅力的だったからさ…学校でも周りの男どもは
ほっとかないだろ?」
「そんな事っ…!」…
なくもない…。
本当は否定したいところだけど、実際彼の言う通りだし断り切れずエッチしちゃう事も
しばしばだった。
「…でもっ!…だからって痴漢していい訳なんてないよ!…犯罪じゃん…
恥ずかしくて大変だったんだから…」
「確かに…きっかけはまずかったかもしれないな…しかしその後は…
君も感じていただろう…」
「…っ!もぉ!…バァカ~!!」
私はあの時の感覚をはっきり呼び覚ましてしまい、身体中がカァっと熱くなって思わず
大きな声を上げていた。
「うぅ…ヒック…」
「おいおい、泣くことないだろ…」
私は彼に言われて自分がもの凄くエッチな女だと突き付けられた様な気がして
恥ずかしくてしゃくり上げて泣いてしまった。
「…だっ…だって…あなたが…ヒック…ひどい事言うから…ヒック…私って…
そんなに…エッチな娘なのかな?」
彼は長い足を組直し一旦何か考える様に天井を眺め、今度は穏やかな視線で私の涙が
溜まった潤んだ瞳を覗き込んだ。
「…そうだな…女子高生なんて自分が学生の時以来接する機会もなかったからな…
比較の対象にはならないかも知れないが、俺が講義を担当している女子学生なんて
俺が興味ないのも判ってて色目を使ってきたり、猥談してきたり、君なんて
可愛い方じゃないか?…君くらいの年頃は誰だって興味もつものさ、俺が高校生の
時は毎日そんな妄想ばかりしていたぞ…」
「…ふふっ…何それ?…モテ自慢じゃん?それとも学生の頃から
変態だったって言いたいの?」
「なかなか言ってくれるじゃないか…これでもフォローしたつもりだったんだが…」
「…判ってるよ…ありがと…」
「素直で宜しい…大分落ち着いたみたいだな?」
彼なりの気遣いは十分伝わり私は心がちょっとだけ軽くなったので、素直じゃないけど
お礼を言うことにした。

涙も止まり大分落ち着いて話が出来そうな気がして色々聞いてみることにした。
「ところでさ…あの後何処行っちゃったの?…お化けにでも犯されちゃったのかと
思ったよ…」
「なるほど、発想豊かだな…あの時は君に騒がれるのも厄介なのでメモだけ残しその場を
離れさせてもらった」
「そうだっ!あのメモ書だって私が気付かないかもされないし、シカトしちゃうかも
しれなかったでしょ?」
「…学生手帳は近いうち必ず確認するだろう?気付かないなんて事はない筈だ」
彼は自信に満ちた表情で言い切った。
「…じゃあもし私がシカトしたら?…まぁ実際にはここまで来てる訳だけど…」
「…そうだな…その時はもう一度電車の中を探しただろうな…」
彼のニヤリと笑う口元に気付き、ブルッと身震いした。
もう電車の中で犯られるのなんて懲り懲りだ。
「…それにしてもあのメモ書きだけじゃ不親切だよ!…あれじゃ探しようないし…
これって偶然でしょ?」
「偶然ではないさ…君が見つけられなくても、俺が君を見つけるのは簡単な事だよ…」
「…えっ?…何で?」
私には彼の言ってる意味が理解出来なかった。
「…君が大学を尋ねるとすれば学校帰り、利用するのは当然電車だろう…
駅からくるなら君が入ってきた校門が一番分かりやすい…そしてあの入口は俺の部屋から
一望出来るからな…制服姿の目立つ君がウロウロしていれば容易に
見つけられるという事さ…」
「あぁ~なるほど…」
彼の理にかなった説明に私はただ感心するしかなかった。
「…じゃあ…メモまで残して私と逢おうとした理由は?」
彼は二本目の煙草に火を点け、俯き加減にこちらを伺いながら答えた。
「…さっきも言っただろう?…君は自分では気付いてないかもされないが、
魅力的な女だ。…だから君を犯したい衝動を堪える事が出来なかった。…
こんなに気持ちの昂ぶりを感じたのは初めてかもしれない…
だからもう一度君に逢ってみたいと思ったが、あの場ではあんな方法しか
思い付かなかった…」
彼の正直な告白に私は何だか照れ臭さを感じ赤面してしまった。

今まで話をしてみて、彼について色々判ってきた。
まずはもの凄く頭がいいんだろうって事、更にこの容姿、多分すごくモテるんだろう。
言葉や表情に滲み出る自信はその現れじゃないだろうか?
そして何故か私の事が何だか気になっているみたいって事。
彼は魅力的なんて言ってくれたけど、はっきり言って自覚ないし…。
そんな事言われて悪い気しないけど、照れ臭くて堪らなかった。
「……私も一緒なんだ…あなたの事が気になって…だから逢ってみようと思った…」
「…そうかい…他に聞きたい事はあるかい?」
実際逢ってみて、私をどう思うか本当の気持ちを聞いてみたいと思った。
でも自分の気持ちもはっきりしてないのに、彼に尋ねるのはズルい気がしてやっぱり
止めとく事にした。
「…いや…とりあえずもうないかな…」
「…そうか…では次は君が俺の要望に応える番だな…」
「…えっ?…何?」
私はまだ彼の瞳の奥に宿る淫媚な光に気付く事はなかった。
「…えっ?…何?」
私は彼の言ってる意味がよく判らなかった。
彼―○○大学理学部物理学科助教授神谷龍平を名乗る男は、今度は私が彼の要望に
応える番だと言った。
「簡単な事じゃないか…君が望んだから俺は君の質問に答えた。だから今度は君が
俺の望みに応える番だと言ったんだ…」
「そんな事言ったって…」
「…世の中ギブアンドテイクだろ?」
確かに彼の言ってる道理は一理あるけど…。
彼は一体私に何を望むというのか、私には一つしか思う浮かばなかった。
「…うぅ…だって、希望なんて言って…どうせエッチな事する気でしょ?」
「なかなか頭の回転がいいみたいだな…ご名答!」
彼はまるで私がそう答えるのを期待していたかのように満足気に笑った。
「…だめだよ…そんな…」
「はぁ…あまり俺を失望させないでくれよ…」
「…うぅ…だって…ちなみに希望って?」
意外と表情豊かな人だなぁ…。
彼が深い溜め息をついてあまりにがっかりした顔をするので恐る恐る尋ねてみる。

「…その制服を脱いでみてくれないか?…俺は君の裸をじっくり観察したい…
電車の中ではあまりよく確認出来なかったから…」
「…っっ!?…何言ってるのっ!…無理っ…絶対無理だよ!」
彼のあまりに突飛な申し出に私は全力で反対した。
眼鏡の奥の彼の瞳はいつの間にか淫媚な光を宿していて、鋭い視線を向けられた
私はまるで蛇に睨まれた蛙だ。
「それは残念だ…自分で脱げないと言うなら俺が手伝ってやろうか?」
「ちょっと!…それもやだっ!…何か別の事じゃ駄目なのっ?」
「却下」
彼は私の提案をバッサリ切り捨てると、今にも襲い掛かってきそうだった。
人前で自分から裸になるなんて無理、そんな自信があるわけでもないし…。
でも彼に厭らしく剥ぎ取られていくのはもっと恥ずかしい様な気がした。
「解った!…解ったから!…自分で脱ぐから…」
立ち上がりかけていた彼を制して私は渋々了解することにした。
「…その代わり絶対見るだけだよ…それ以上変な事しないって約束だよ…」
「判った、約束しよう…」
彼はソファーに深く掛け直し私の様子を見守るようだった。…
とは言ったもののなかなか決心が着かず行動に移れない。
とりあえず上に羽織っていたカーディガンを脱ぎ、リボンをシュルリと解いた。
室内は別に寒くなかったけど、何だか心許ない感じがしてヒヤリとした。
(…ここまでは別にね…問題はこれからだよ…)
脱いだカーディガンをたたんで自分の横へ置き、ブラウスのボタンに手をかけた。
「ほお…まずは上からか…」
「もぉ!…どっちからでもいいでしょっ!!」
「あぁ、ご自由にどうぞ…どちらからでも構わないさ…」
彼の合いの手が煩わしくて勢い付いちゃった私は上から三つ目まで一気に
外してしまっていた。
四つ目のボタンに手をかけると、殆ど顕になった胸の谷間とブラが覗いていた。

(…やだっ!…やっぱり恥ずかしいよぉ…)
さっきまでの勢いは何処へ行ったのか…。
ちょっと冷静さを取り戻して私はそれ以上先へ進むことが出来なかった。
彼はそんな私の様子をただただ傍観していた。
もしかして嫌われちゃったのだろうか?
彼の表情は呆れているようにも見えたし、優しく見守ってくれている様にも見えた。
暫らく考えて私は先へ進める事にして、ブラウスのボタンを全部外した。
服を脱いでる筈なのに何だか身体が汗ばんでいて、胸元からお腹までほんのりさくら色に
染まっていた。
「…色白で綺麗な肌だ…少し赤みが差している…」
「…そんな事…ないよ…普通だし…」
本当は赤くなってるって自覚あったけど、恥ずかしかったから敢えて彼の言うことは
否定した。
ブラウスを肩から下ろし腕を抜き、カーディガンの上に重ねた。
ブラだけになった胸元を隠しながら彼の様子を伺うと、彼は相変わらずの表情でこちらを
見ていた。
(…何とか言ってよ…どうしたらいいの?)
我ながら自分勝手だと思う…。
彼が合いの手を入れれば文句を言って、黙って見ていればどうすればいいか判らないと
駄々を捏ねる。
本当に子供じみてて嫌になるけど、しょうがないよ…だってまだ子供だもん。
彼が何も言ってこないので私はソファーから立ち上がって、テーブルを少し移動させ、
腰掛けたままの彼の前に立った。
そして彼の目の前でスカートのホックを外しファスナーを下ろした。
スカートは私の手を離れるとスルスルと足元まで落ちたいった。
これで私は完全に下着姿…。
黒地に鮮やかなピンクの縁取りが可愛くて購入したお揃いのブラとパンティーを
彼の眼下に晒した。
「…ねぇ、どうなの?…何にも言ってくれないの?…靴下も脱いだ方がいい?」
「……あぁ、すまない。…君がここまで大胆だとは思わなくて正直驚いていた…

靴下はそのままで結構…君のほっそりしたふくらはぎはそのままでも十分伝わるから…」
「…そう?…じゃあ靴下は脱がないよ?」
彼の様子を伺うと確かにちょっと驚いているように見えた。
正直自分でもびっくりだ。
こんなに自分が大胆に行動するなんて…。
別に彼に裸を見て欲しい訳じゃないし、人様に見せ付けられる程自分に
自信がある訳じゃない。
でも彼に子供扱いしないで欲しいって思ったのは確かで、だからいつまでも
ウジウジしてちゃ駄目な気がした。
「…前にも思ったが随分可愛らしい下着を付けているな…下着集めの趣味でもあるのか?」
「…別に趣味って程じゃ…でも可愛い下着付けるのは好きだよ…」
「いい心がけだ…男はそれだけで欲情するからな…
しかし君ならもっと大人っぽい下着も似合いそうだ…」
「…っっ!…男意識してる訳じゃないよ!…ただの自己満だよ…」
「ふふっ…すまない、冗談だ…」
彼は優しく微笑んで私の下着姿をまじまじと観察していた。
もの凄く恥ずかしかったけど、
彼の穏やかな表情のおかげだろうか…。
不思議と嫌な感じは全然しなかった。
「…太股も程よい肉づきでムチムチしている…健康的で若々しい脚だ…」
「もぉ…そんな事言わないで…太股気にしてるのに…
それに足は脱がなくても見えてたじゃん…」
「それもそうだな…しかし気にする事ないと思うが?…あまり細すぎるよりこれ位の方が
健康的で女子高生らしい、何より感触的にも男としてはこちらの方が断然悦ばしい…」
「…だからぁ…そんなに男ばっか意識してないって…」
太股は身長の次くらいにコンプレックスを感じている箇所だ。
もうちょっと細くなればいいなぁってよく思う。
別に大して努力してる訳でもないし、そんなに不満があるって程でもないけどね。
彼に下着姿の自分を隈なく観察されながらも、彼がこれで満足してくれないのは
当然察しがついた。

元々裸を見せろっていうのが彼の希望だしね。
恥ずかしくて泣いちゃいそうになったけど、私は覚悟を決めて背中に手を回し、
ブラのホックを外した。
圧迫感から解放されたおっぱいはブラのカップの中でプルッと揺れた。
片手でブラを押さえつつ肩紐をずらし、腕の中に頼りなさ気に落ちてきたブラを見つめた。
(…よぉし…もうどうにでもなっちゃえ!)
胸元を隠したままブラを抜き取り、小さく折り畳んで制服の下に隠した。
やっぱり脱ぎたての下着をまじまじ見られるのは抵抗あったから…。
「…恥じらいがあって新鮮だよ…その腕の覆われた胸も見せてくれるだろ?」
「…う、うん…判ってるよ…」
やっぱり人前に肌を晒すのは恥ずかしい…。
女の子なら誰だってそうだと思うけど、大人になって自分に自信がもてれば
平気になるのかな?
今の私にはまだとても判りそうになかった。
躊躇いがちに腕を下ろしてお腹の前で手を組み、おっぱいを彼に晒した。
(……あぅ…恥ずかしいよぉ~)
「あの時も思ったが、乳首も乳輪も綺麗なピンク色をしている…
プックリした乳輪の大きさも絶妙だよ…」「…うぅ…あんまりジロジロ見ないでよぉ…」
「何を今更…俺に見せてくれる為に脱いでくれたんだろ?」
「…そりゃそう…だけど…」
彼が言ってる事は全くその通りだ。
私は彼に見せるためだけに裸になっている。
だけどその彼の視線があまりにも気になって恥ずかしくて堪らなかった。
「…色白な乳房も綺麗な形をしている…大きさもなかなか立派だな…
やはりサイズは88のDカップってところか?」
「…それ前も言ってたよ…何で判っちゃうのよ…」
おっぱいのサイズなんて見ただけで判っちゃうもんだろうか?
数少ない私の自慢できそうな所と言えば、おっぱいぐらいかもしれない。
クラスの友達に比べれば平均よりはちょっと大きめだと思う。
友達も羨ましいって言ってくれるし…まぁ自分では全く自信ないけどね。
「…ふふ…ズバリ的中か…おや?胸が小刻みに揺れている様だが…」
「…そんなぁ…言わないで…」
緊張のせいだろう、彼の視線を感じる度に全身が痺れ、おっぱいもプルプル小刻みに
震えて何だか厭らしく見えた。
暫らく私の赤く染まり汗ばんだおっぱいをじっくり観察していたが、彼の視線は
だんだん下へ下がり、いつの間にか股間に注がれていた。
(…あぁ…そんなに凝視しないで…ぁ、熱くなっちゃうよ…)

彼の熱い視線を注がれ、私は下半身がジンジン熱くなるのを感じた。
私に先の行動を促しているのだろう…。
頭では判っている、でも私はなかなか決心がつかず身体が動かなかった。
「…ねぇ…判ってる…判ってるからさ…ごめんっ!…もうちょっと待ってょ…」
「あぁ、待つよ…」
彼は私の葛藤が理解出来た様だ。
ソファーに深く座り直し自分の膝の上に頬杖ついてゆったり構えた。
彼が焦らず待ってくれたのは有り難かったが、姿勢を変えたおかげで彼の目線の高さは
丁度私の股間の位置だ。
しかもさっきより距離が近づき、彼の顔が股間の目の前にあって余計に恥ずかしかった。
(…確信犯かな?…顔近過ぎだって!…あぁ…恥ずかしいよ…)
彼は慌てふためく私なんて気にする様子もなく、ずっと私の様子を伺っていた。
…彼は私が決心するのを待ってくれている。
いい加減いつまでもウジウジしてたらやっぱり子供扱いされるだろうか?
私はついに覚悟を決めてパンティに手をかけ膝下まで一気にずり下げた。
片方ずつ脚を抜き小さく丸まったパンティを制服の下に隠した。
(…あぁ…とうとう全部脱いじゃった…)
私は体温が一気に上昇したような錯覚を覚え、恥ずかしさのあまり両手で顔を覆った。
「…ふふ…そんなに恥ずかしがる事はない…とても綺麗で魅力的じゃないか…」
「…ほ…本当…?」
指の隙間から彼の様子を覗き見ると、彼は満足そうな微笑みを浮かべていた。
「あぁ、本当さ…恥丘がなだらかに膨らんでて、実に厭らしい曲線を描いている…
柔らかそうな下の毛は割と薄めだな?…目を凝らせば奥の筋まで見えてしまいそうだ…」
「…っっ!?…もぉ…変な事…言わないでょ…」
「…おや?…太股の付け根辺りが光っているな…」
「………」
薄々気付いてはいたけど、やっぱり私は濡れちゃっていたみたい…。
全身がジンジンと疼いてあたし、何より下半身がじんわり熱くて締め付けられている様だ。
電車の中で彼が言っていた
―見られているから感じるんだろ?―
その感覚、何となく判った様な気がした。
でもそれは彼に見られているいるからで…。
あの時みたいに電車の中で不特定多数の人に裸を晒すなんて凝り凝りだ。
さすがにそこまで変態じゃないと思う、もしかしたら
自覚してないだけかもしれないけど…。
「…お尻も大き過ぎず小さ過ぎず、程よい肉づきだ…
柔らかそうで触り心地良さそうだな…」

彼はソファーから立ち上がり、私の周りをぐるりと一周した。
「…それではソファーに座ってくれ…」
「えっ…?」
彼は私の正面に立ちこちらの顔を覗き込み、元々私が腰掛けていたソファーを指差した。
「…君の…濡れたあそこも見せて欲しい…」
「…っ!?…えっ?…ちょっと!…それは…」
正直これでおしまいと思っていた私は面食らってしまった。
この人は遠慮というものを知らないんじゃないか…。
女の子の大事な箇所、自分でもよく見た事ないのに、それを恥ずかし気もなく
見せろと言う。
私は頭が真っ白になってしまいそうだった。
「…うぅ…判った…」
「…ほぉ、随分もの分かりがいいな…絶対拒絶されると思ったが…」
「…………」
確かに顔から火が出るほど恥ずかしいけど、見られて感じてしまっている自分に
気付いてしまったから…。
開き直って私はソファーに腰を下ろし背もたれにもたれかかり、座面に脚を上げた。
「…はぁ…こ、これでいぃ?…うぅ…見えてるでしょ?」
「ああ、よく見える…君の秘裂は厭らしい液でびしょびしょだ…」
私は膝に手を置き脚を左右に開いて、彼に陰部がよく見える様にした。
彼は私の前に跪き息がかかるくらい近づいて私の濡れぼそった秘裂を覗き込んでいた。
「…花びらを左右に拡げてくれないか?」
「…えっ?…そこまで…しないと…だめ?」
「ああ、そうしないと中までよく確認出来ない…」
「…うぅ…うん…」
私は渋々右手の指で左右に淫唇を押し拡げた。
淫唇の縁に軽く触れただけで身体がピクリと震え意識が飛びそうになった。
「中まで綺麗なピンク色だな…男を知っている割りには黒ずんでいない…」
「…やぁ…だめぇ…そんな…言わないで…ああっ…恥ずかしい…」
触られてないのに、見られているだけなのに私は彼の言う事に敏感に反応し子宮の辺りが
ぎゅうっと収縮するのを感じ、溢れ出る愛液を止める事が出来なかった。
「…随分とヒクつきが激しくなったな…厭らしい液が次々湧き出てくる…
お尻の穴まで垂れてきてベタベタじゃないか」
「あぁ…やぁ…んっ!…はぁ…もぉ…だめぇ!」
私は結局彼に指一本触れられないまま、喘ぎ声を上げ絶頂を迎え果ててしまった。

「…はぁ、はぁ……」
「…ありがとう…充分愉しませてもらったよ…もう服を着て構わない…」
彼は立ち上がるとクルリと踝を返し、自分が座っていたソファーに腰掛けた。
(…えっ…終わり?)
はっきり言って意外だった。
彼が私の裸を見た位で満足するとは思えなかったから…。
「……ねぇ…本当に…服着ていいの?」
身体が怠くて直ぐには思い通り動かせそうになかったので、取り敢えずそのままの姿勢で
息を弾ませながら目の前で優雅に腰掛けた彼に尋ねてみた。
「触らないと約束しただろう?」
「…そんな約束…絶対破られると思ってたよ…」
「それは心外だな…約束破ってまで君に嫌われたくはない…」
意外と紳士なんだね…。
彼の優しさに触れた様な気がして、心がふわりと軽くなった。
でも本音言うと約束反古にしてでも襲ってくれて構わないって心のどこかで
思っていたかもしれない。
それ位私は彼に惹かれてしまっていた…。
「…それに質問に答えただけでこれ以上望むのはフェアじゃないだろう?」
「そんな事言ったら…最初からフェアじゃないよ…いつか埋め合わせしてもらうからっ!」
「ははっ!…それもそうだ…そのうち埋め合わせさせてもらうよ…」
彼は煙草に火を点けながら穏やかな笑みを私に向け、私もつられてはにかんだ。
「…もう遅いな、送っていくから…いい加減服着たらどうだ?」
「…?…きゃあっ!」
裸のままだったのをしっかり忘れていた私は彼に言われて慌てて下着と制服に
身を包んだのだった。

「葵、どうしたの?何か良い事でもあった?」
「えっ?…何で?別に何もないけど…」
大学の彼を尋ねた翌日の昼休み、天気がいいのでクラスメートの明日香と
結希ちゃんとお弁当を食べている時だった。
明日香がサンドウィッチを頬張りながら、私の顔を覗き込み尋ねてきた。
「本当に~?だって顔がにやけてるじゃん!」
「はは~葵ちゃんは考え事がすぐ顔に出るからねぇ~」
「結希ちゃんまでっ!…からかわないでよ~…別に何もないよ…」
勘の鋭い明日香でなくても私の考え事は分かりやすいらしい…。
でもそんなに顔に出てたかな?
意味なくにやけてたとしたら恥ずかしい。
私は昨日の帰り、彼に家まで送ってもらった時の事を思い出していた…。
「家まで送ろう…」
私は裸のままぼんやりしていたのに気付き、慌てて制服を身に付けようとした。
彼はいつの間にか白衣を自分の椅子に掛けネクタイを外し、ジャケットを羽織っていて、
帰りの身仕度を済ませていた。
彼を待たせては悪いと思い急いごうとしたけど、着替えをじっと見られるのも
何だか落ち着かない…。
ブラのホックがなかなか上手く留まらなかったり、ブラウスのボタンを掛け違えたり、
逆に時間がかかってしまった。
「…お待たせしました…」
「じゃあ行こうか…」
車を停めていると言う駐車場まで彼と並んで歩いた。
けれどあんな後に何を喋っていいか判らず無言の状態に気まずさを感じてしまった。
(…うぅ…何話したらいいんだろ?…空気重いっ!…それにしても背高いなぁ…)
30センチも身長差があれば当然だけど、並んで歩くと私の頭は彼の肩までしかなくて、
改めてその差を実感した。
「…着いたぞ…」
「…えっ?」
そんな事を考えながらぼんやり彼について行ってたら駐車場は直ぐそこだったみたい。
駐車場に停められていた彼の車は黒い大きなワゴンタイプの国産車。
車なんて全く詳しくないからよく分からないけど、我が家のセダンなんかよりは
高そうな車に見えた。
(…高級車かな?…こんな車乗せてもらっていいのかな?)
「…別に大した事ない、…独身だし、まぁちょっと見栄張るのに丁度いい位さ…」
「へぇ~」
私が考えてる事が判ちゃったんだろう。
彼は涼しい顔をして事もなげに説明した。
「じゃあ行こうか…」
「お願いします…」
私が後部座席のドアを開けようとすると、彼は不思議そうにこちらを見ていた。
「助手席に乗らないのか?」
「ぇ…だって…」

本来プライベートでは助手席には普通恋人とかお気に入りの人を乗せるんだよね。
確かに恋人はいないって言ってたけど、それ以外の人は隣に座らせたくないと思って
遠慮したつもりだったんだけど…。
「…だって隣は…好きな人乗せるものでしょ?」
「ははっ…そんな事気にしていたら誰も乗ってくれなくなるだろう?…
どちらにしろ君が隣なら構わないよ…」
「…そう?」
彼に促されて助手席に乗り込もうとしたけど、背の低い私には車高が高過ぎた。
短い制服のスカートでは乗り込むときにパンティが見えないようにするのも一苦労だ。
「今更隠すことないんじゃないか?…さっきはその中まで見せてくれたんだから…」
「もうっ!…ばかぁ!…変なこと言わないでよ…」
彼は下らない冗談を言いながら車を発進させた。
「…あっ…煙草なら気にしないでいいからね?」
「…そうか?」
車を走らせ出して直ぐ、私は彼が煙草に火を点けない事に気が付いた。
喫煙家のお父さんだったら誰が乗っていようが気にせずプカプカ吸う。
だから運転中は吸いたくなるものだろうって思っていた。
私がそう言うと彼は遠慮がちに煙草に火を点け、くわえ煙草でハンドルを握った。
「…君は煙草の煙…嫌いじゃないなかい?」
「うん、別に気になんないよ…小さい頃からお父さんが吸ってたから…
むしろ結構落ち着く匂いかも…」
「なるほどね…」
彼は納得した顔をして安全運転で車を走らせた。
彼に自宅までの道案内をしながらたわいもない世間話をしていたら意外と
早く自宅近くの公園まで辿り着いた。
「あぁっ!ここでいいよ!…もう直ぐそこだから…」
「…家の前まで来られると親から怪しまれるか?」
「…そんなんじゃないけど…」
「ふふ…まぁいいさ…」

放任主義の親は別に何も言わないだろう…。
そんなに遅くなってしまった訳じゃないし、でも私が後ろめたさを感じたのは事実…。
彼はそんな私の様子を気遣い、公園の前で車を停めてくれた。
「…ねぇ…今更なんだけど、何て呼んだらいい?」
「…?…ああ、そうだな…本当に今更だな…自己紹介しただろう?名前でも何でも好きに
呼べばいい…」
彼は私の質問のいまいち理解できなかったみたいで…でもすぐに納得した顔で
好きにすればいいと言ってくれた。
でも好きにしろと言われるとなかなか難しい。
名前だと馴々しい様な気がするし、名字だと逆によそよそしい。
呼び捨て?”さん゛付け?何だかどれもしっくりこず、頭を抱え悩んでいると
いいアイディアが閃いた。
「あっ!じゃあ先生だっ!」
「…先生?…どうしてそうなる?」
「ん、だって…大学の助教授でしょ?…先生なんじゃないの?」
「先生か…確かにそうかもしれないな…学生達にも言われた事はないが…
まぁいいさ、君がそれでいいなら…」
「じゃあ、決まりね!」
彼にちゃんと呼称がついてそれはよかったんだけど…。
先生は私のそわそわした様子に気付き、顔を覗き込んできた。
「…どうかしたのかい?」
「…先生、あのさ…また逢えるかな?」
「う~ん、そうだな…さっきの埋め合わせの件もあるし…近いうち連絡しよう」
「…連絡って?…どうやって?アドレスも知らないよ…」
「あぁ、うっかりしていた…そういえば連絡先の交換もまだだったな!」

先生はそう言ってスーツのポケットからメモ帳を取出し自分の電話番号を
書こうとし出した。
「わざわざ書かなくてもいいよ!赤外線通信すれば…」
「…赤外線通信?…何だ、それは?」
「知らないのっ?…いいよ、ケータイ貸して?」
先生意外とアナログ人間なんだね…。
大学で物理なんて教えてるくせに…。
何だかそのギャップが可笑しくてクスリと笑ってしまった。
先生からケータイを受け取り、手慣れた手つきで私たちの番号とメアドを交換した。
私のケータイに先生との繋がりが記憶されたのを確認すると、何だか安心して
私は車を降りた。
「…連絡ちょうだいね…」
「あぁ、近いうち…必ず…」
ドアを閉める前、私が念押しすると、先生は微笑んで応えてくれた。
「じゃあ、バイバイ…おやすみなさい…」
「あぁ…おやすみ…」
「……って?…葵ってば!」
「……ん?」
急に名前を呼ばれて我に返ると、明日香と結希ちゃんが呆れ顔で私を見ていた。
「…あぁ~ごめん!…で、何だっけ?」
「やっぱり聞いてなかったんだ!…また変な妄想してたでしょ?」
「ち、違うよ~!」
結希ちゃんはそうやってすぐ私をからかう。
考え事するとそちらばかりに意識が集中してすぐにうわの空になってしまう、
私の悪い癖だ…。
話が変な方に逸れてしまう前に話題を元に戻す事にした。
「…それで、さっきの話って?」
「うん、最近話題になってる映画あるじゃん?結希ちゃんがこの前彼氏と
観に行って結構良かったんだって!」
「へぇ~そうなんだ!」

明日香が言ってる映画、最近よくテレビでCMあってるやつの事だ。
「でさ~!…葵今度一緒に観に行かない?」
「うん、いいよ」
映画かぁ…別に嫌いではない、むしろ好きな方だろう。
でもわざわざ映画館で観たいってこだわりもないし、レンタルで済ませる事が殆どだ。
第一誘う相手がいない…明日香とだって一緒に行った記憶がない。
勝手な思い込みだけど映画って彼氏と観に行くのが定番と思ってたから、明日香に
誘われたのも結構意外だった。
「…でもあの映画、ベタベタの恋愛ものだよ?…女同士は結構ツラいかも…」
結希ちゃんが何だか申し訳なさそうにしている。
別に彼女は全然悪くないんだけど…。
そういうちょっと度が過ぎる位の気遣いが彼女のいい所だ。
「う~ん…そうか、残念!…じゃあ止めとく?」
「…そうだね、その方が無難かも…うちら二人とも彼氏いないし…」
自分で言ってて明日香と二人でちょっと落ち込んでしまい、教室へと戻った。
その日の放課後、私は窓際の自分の席に座り一人教室の窓から見える光景を
ぼんやり眺めていた。
今日はバイトの日、地元の駅近くのカフェが私の仕事先だ。
今日のシフトは遅番で、かなり空き時間があるので時間調節しようと教室で
暇つぶしにケータイいじったりしていた。
それにしてもがらんとした教室はどこか物悲しい。
普段はクラスメート達がわいわい騒いでるのにね。
窓から見える光景は部活生が練習に励んでいて、そのギャップがますます教室内を
物憂げな印象にした。

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